羅漢寺の500羅漢像。
500通りの顔があるとか。
まちの人口もおなじくらい。
ちいさなまちだけど、
いろんな個性のひとがいる。
お越しの際はぜひ、お話しましょう。
おもてなしも、500通りですから。
500通りの顔があるとか。
まちの人口もおなじくらい。
ちいさなまちだけど、
いろんな個性のひとがいる。
お越しの際はぜひ、お話しましょう。
おもてなしも、500通りですから。
冬。
照葉樹林の森は枯れずに、
山にも緑がのこっている。
湿っていて、すこし暗い。
そこで、はっと目を奪われる。
薄暗闇にぽつりと浮く、赤。
冬に咲く薮椿の花。
どこか艶めかしく、
微笑みかけてくるようだった。
照葉樹林の森は枯れずに、
山にも緑がのこっている。
湿っていて、すこし暗い。
そこで、はっと目を奪われる。
薄暗闇にぽつりと浮く、赤。
冬に咲く薮椿の花。
どこか艶めかしく、
微笑みかけてくるようだった。
すべてのものには、
八百万の神様が宿っている…。
日本の古い教えを、
町の「もの」を見て思い出す。
ふと、気配を感じる。
ふりかえっても、誰もいない。
「神様が通りすぎたんだよ」と
こどもたちに教えてもらった。
八百万の神様が宿っている…。
日本の古い教えを、
町の「もの」を見て思い出す。
ふと、気配を感じる。
ふりかえっても、誰もいない。
「神様が通りすぎたんだよ」と
こどもたちに教えてもらった。
世界遺産に登録されたとき、
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。


知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。