高台で、ガイドさんは言った。
「あれは商人の家…の、隣が武士」
古民家はその趣で、かつての職業がわかる。
「士農工商の時代。ふつうは隣に無い」
身分を気にしてなかったのかねえ…
そして、ぽつり。
「この町は昔から、のんきなのかなあ」
「あれは商人の家…の、隣が武士」
古民家はその趣で、かつての職業がわかる。
「士農工商の時代。ふつうは隣に無い」
身分を気にしてなかったのかねえ…
そして、ぽつり。
「この町は昔から、のんきなのかなあ」
世界遺産のイメージがつよい。
しかしまちの人は「重要伝統的建造物保存地区」
の頃の思い出が深いという。
いまの大人たちより、大人の世代。
命がけの戦いだったという人がいる。
稼業をたたまなければならず、
涙を流した人がいる。
ねっこの想いは、いまのこどもと同じ。
「大森が大好き」だった。
しかしまちの人は「重要伝統的建造物保存地区」
の頃の思い出が深いという。
いまの大人たちより、大人の世代。
命がけの戦いだったという人がいる。
稼業をたたまなければならず、
涙を流した人がいる。
ねっこの想いは、いまのこどもと同じ。
「大森が大好き」だった。
大森から港まで、銀を運んだ銀山街道。
山道を、約13キロ。
自由研究で実際に歩いた子供は、
へとへとに。
運び人を癒したという温泉につかりながら
「昔の人はすごい」
ぼくは手ぶらなのに…と、感動していた。
山道を、約13キロ。
自由研究で実際に歩いた子供は、
へとへとに。
運び人を癒したという温泉につかりながら
「昔の人はすごい」
ぼくは手ぶらなのに…と、感動していた。
市内で勤めるかたは、
帰り道が楽しみだという。
大森にむかう山あいの車道で、
目の前いっぱいに
山の稜線がながれていくのが、と。
季節ごとの夕暮れ時。
月の満ち欠け。
まいにち少しずつちがう、帰り道。
帰り道が楽しみだという。
大森にむかう山あいの車道で、
目の前いっぱいに
山の稜線がながれていくのが、と。
季節ごとの夕暮れ時。
月の満ち欠け。
まいにち少しずつちがう、帰り道。
知らないはずのなつかしさが、知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。