ある日の、神社への奉仕活動。
境内をきれいにして、清々しい。
箒をもって立ち尽くす女性がいた。
本殿の上からモヤが降り、
朝日がピッと光って。
「神様みた、気がする」
土地を好きになる瞬間。
その近くには、神様がいるのかも。
境内をきれいにして、清々しい。
箒をもって立ち尽くす女性がいた。
本殿の上からモヤが降り、
朝日がピッと光って。
「神様みた、気がする」
土地を好きになる瞬間。
その近くには、神様がいるのかも。
灯る、街灯。
「夕方からの大森が好き」
という町民は多い。
観光客の波が引き、
ぐっと濃くなる暮らしの色。
おうちに帰ろう、走るこども。
ただよう、晩ご飯のにおい。
日々のなかに、
空色のようなグラデーション。
「夕方からの大森が好き」
という町民は多い。
観光客の波が引き、
ぐっと濃くなる暮らしの色。
おうちに帰ろう、走るこども。
ただよう、晩ご飯のにおい。
日々のなかに、
空色のようなグラデーション。
ゴロゴロと轟く、冬の雷。
おびえて吠える犬。でも、こどもは笑顔だ。
「雪起こしの雷だよ」
あしたは初雪かもねえと、得意気に。
まるで、俳句の1シーンのよう。
大森だけの季語が、
四季おりおりにありそうだ。
おびえて吠える犬。でも、こどもは笑顔だ。
「雪起こしの雷だよ」
あしたは初雪かもねえと、得意気に。
まるで、俳句の1シーンのよう。
大森だけの季語が、
四季おりおりにありそうだ。
大森から港まで、銀を運んだ銀山街道。
山道を、約13キロ。
自由研究で実際に歩いた子供は、
へとへとに。
運び人を癒したという温泉につかりながら
「昔の人はすごい」
ぼくは手ぶらなのに…と、感動していた。
山道を、約13キロ。
自由研究で実際に歩いた子供は、
へとへとに。
運び人を癒したという温泉につかりながら
「昔の人はすごい」
ぼくは手ぶらなのに…と、感動していた。
知らないはずのなつかしさが、知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。