世界遺産に登録されたとき、
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。
くん、ちゃん、と呼び合うこどもたち。
学年が、お互い6つちがっても。
こども同士、敬称をつける。
おとなにきちんと敬語をつかう。
無邪気に、わんぱくに、
「敬う」きもちも育っています。
学年が、お互い6つちがっても。
こども同士、敬称をつける。
おとなにきちんと敬語をつかう。
無邪気に、わんぱくに、
「敬う」きもちも育っています。
夏休み。
遊ぶこどもたちに「見守り」がつく。
そのうちの、おひとり。
魚をすくう「さかなとり」の達人がいます。
おおきい「はや」がとれた。
こどもたちから、歓声が。
さかなは隅を通るから…と、夢中。
見守りというか、一緒に遊んでいる?
遊ぶこどもたちに「見守り」がつく。
そのうちの、おひとり。
魚をすくう「さかなとり」の達人がいます。
おおきい「はや」がとれた。
こどもたちから、歓声が。
さかなは隅を通るから…と、夢中。
見守りというか、一緒に遊んでいる?
「いい音をきくと、その音になる」
こどもたちの合唱がなぜ上手か?
お寺の住職さん説。
ウグイスのこえ、水の流れ、犬の寝息、
フルートの練習、ランドセルの熊鈴…。
静けさのすきまに「いい音」があふれている。
こどもたちの合唱がなぜ上手か?
お寺の住職さん説。
ウグイスのこえ、水の流れ、犬の寝息、
フルートの練習、ランドセルの熊鈴…。
静けさのすきまに「いい音」があふれている。
知らないはずのなつかしさが、知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。