世界遺産に登録されたとき、
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。
あまりにも多くの人が訪れた。
ながく続く観光バス。
変化の気配のなかで、
変えたくないものに気がついた。
暮らしがあるから、大森なのだ。
大森らしさを、
守らなくてはいけない。
住民憲章は、町民の決意だった。
すべてのものには、
八百万の神様が宿っている…。
日本の古い教えを、
町の「もの」を見て思い出す。
ふと、気配を感じる。
ふりかえっても、誰もいない。
「神様が通りすぎたんだよ」と
こどもたちに教えてもらった。
八百万の神様が宿っている…。
日本の古い教えを、
町の「もの」を見て思い出す。
ふと、気配を感じる。
ふりかえっても、誰もいない。
「神様が通りすぎたんだよ」と
こどもたちに教えてもらった。
灯る、街灯。
「夕方からの大森が好き」
という町民は多い。
観光客の波が引き、
ぐっと濃くなる暮らしの色。
おうちに帰ろう、走るこども。
ただよう、晩ご飯のにおい。
日々のなかに、
空色のようなグラデーション。
「夕方からの大森が好き」
という町民は多い。
観光客の波が引き、
ぐっと濃くなる暮らしの色。
おうちに帰ろう、走るこども。
ただよう、晩ご飯のにおい。
日々のなかに、
空色のようなグラデーション。
まちにある鉄の彫刻。
妙に、ひっそりとしている。
作家の方いわく
「鉄は朽ちてこそ完成」なのだそうだ。
きょうも町民お手製アートと一緒に
まちを見守っている。
ゆっくりと、朽ちながら。
妙に、ひっそりとしている。
作家の方いわく
「鉄は朽ちてこそ完成」なのだそうだ。
きょうも町民お手製アートと一緒に
まちを見守っている。
ゆっくりと、朽ちながら。
知らないはずのなつかしさが、知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。