通りの根本にあるお食事処。
町民はこう呼んでいます「おおもり会館」
昭和47年。
地元の有志がお金を出しあい、
大森のためにつくったもの。
「まちを愛そう」の、はじまり。
まちの根っこに、はじまりの景色。
町民はこう呼んでいます「おおもり会館」
昭和47年。
地元の有志がお金を出しあい、
大森のためにつくったもの。
「まちを愛そう」の、はじまり。
まちの根っこに、はじまりの景色。
高台で、ガイドさんは言った。
「あれは商人の家…の、隣が武士」
古民家はその趣で、かつての職業がわかる。
「士農工商の時代。ふつうは隣に無い」
身分を気にしてなかったのかねえ…
そして、ぽつり。
「この町は昔から、のんきなのかなあ」
「あれは商人の家…の、隣が武士」
古民家はその趣で、かつての職業がわかる。
「士農工商の時代。ふつうは隣に無い」
身分を気にしてなかったのかねえ…
そして、ぽつり。
「この町は昔から、のんきなのかなあ」
ゴロゴロと轟く、冬の雷。
おびえて吠える犬。でも、こどもは笑顔だ。
「雪起こしの雷だよ」
あしたは初雪かもねえと、得意気に。
まるで、俳句の1シーンのよう。
大森だけの季語が、
四季おりおりにありそうだ。
おびえて吠える犬。でも、こどもは笑顔だ。
「雪起こしの雷だよ」
あしたは初雪かもねえと、得意気に。
まるで、俳句の1シーンのよう。
大森だけの季語が、
四季おりおりにありそうだ。
街灯のすくない大森町。
夜、見えないからこそ、
見えるものもたくさんある。
星空、ほたる、ひとの営み。
それらを眺めながら、
散歩するのが楽しみというご夫婦がいた。
手をつないでいたかは、
暗がりのなかの秘密。
夜、見えないからこそ、
見えるものもたくさんある。
星空、ほたる、ひとの営み。
それらを眺めながら、
散歩するのが楽しみというご夫婦がいた。
手をつないでいたかは、
暗がりのなかの秘密。


知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。