リンリン、と鳴る、ランドセルの熊鈴。
一年生も六年生もいっしょに。
子犬がじゃれてるような集団登校。
町の人々は顔を出し
「おはよう」「おかえり」と
わが子のように見守っている。
一年生も六年生もいっしょに。
子犬がじゃれてるような集団登校。
町の人々は顔を出し
「おはよう」「おかえり」と
わが子のように見守っている。
くん、ちゃん、と呼び合うこどもたち。
学年が、お互い6つちがっても。
こども同士、敬称をつける。
おとなにきちんと敬語をつかう。
無邪気に、わんぱくに、
「敬う」きもちも育っています。
学年が、お互い6つちがっても。
こども同士、敬称をつける。
おとなにきちんと敬語をつかう。
無邪気に、わんぱくに、
「敬う」きもちも育っています。
山での植物集めが
大好きだという青年。
材料は、栗の外殻、たけのこの皮。
ヨモギ、ドクダミ、ブルーベリー…
なんでもない山のようで
宝物があふれている。
大好きだという青年。
材料は、栗の外殻、たけのこの皮。
ヨモギ、ドクダミ、ブルーベリー…
なんでもない山のようで
宝物があふれている。
ある家の子は、自宅の畑に夢中。
保育園から帰ると、
必ずトマトをもいでパクリ。
しいたけとりにはまったときは
「しいたけまだかな」と、
ホダ木をいつもパトロール。
こどもは野菜嫌いになる
きっかけがある。
ここにはあまり無いようだ。
保育園から帰ると、
必ずトマトをもいでパクリ。
しいたけとりにはまったときは
「しいたけまだかな」と、
ホダ木をいつもパトロール。
こどもは野菜嫌いになる
きっかけがある。
ここにはあまり無いようだ。


知りたかったあたらしさが、
町を歩き、呼吸すると、沁みてくる。
ながいながい月日のなか、
銀の歴史、ひとの願いが巡り、
息づいた。
大森町だけのもの。
ご足労はおかけしますが、
ぜひ訪れてみてください。
「かげ」が瞼の裏にのこるはずです。
この眩しすぎる現代社会で、
その「かげ」はきっと、やさしい。